太ると膝や腰に負担がかかります。
膝痛や腰痛になって「ダイエットしなくちゃ……」と嘆いている人を
多くみかけます。
犬も同じです。
犬は四足歩行ですが、体重の約70が前脚に掛かっています。
体重が増えれば、それだけ前脚にかかる負担が大きくなって、関節炎を引き起こすこともあります。
肥満気味のぽっちゃりしたワンちゃんは愛らしいですよね。
「ちょっとくらい太っていてもいいじゃない」と思いたいところですが、歩くたびに増加した体重が膝に負担をかけると考えると、そうはいきません。
ほぼ前脚で体を支えている犬が膝痛になってしまえば、思うまま歩いたり走ったりすることができなくなります。
膝痛が老化につながる?

膝が痛んで動くのがつらければ、大好きなお散歩も嫌がるようになるでしょう。
そして、外に出なくなれば、においを嗅いだり、ほかの犬と会ったり、走ったりする楽しみがなくなり、刺激のない毎日になってしまいます。
刺激や喜びが減れば、老化にもつながっていきます。
たくさん太ってからだと体重を落とすのは難しいものです。
日頃の体重管理がとても大切なのです。