猫がミャーミャー鳴いて飼い主にくっついてくる理由とは

猫と暮し始めて1年10カ月。犬との大きな違いは、とにかくよく鳴くことです。
ミャーミャーミャーミャーと鳴いて何かを訴えかけてくるわけです。
要求が満たされるまで鳴き続ける粘り強さにも驚きました。

最初のうちは何を求められているのかよくわかりませんでした。でも、わかってしまえば素朴な要求ばかり。たいてい次の4つのどれかです。

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①遊ぼうよ!

「猫は一人で遊ぶものだから、犬のように一緒に遊ばなくてもいい」と思っている人も多いようです。

猫によっては一人遊びが大好きで、それだけで満足な子もいるかもしれません。でも、猫は一人遊びも好きですが、ほかの猫や飼い主さんなど、誰かと遊ぶのが大好きです。

猫が「遊ぼうよ」と誘ってきたら、無視せずに付き合ってあげましょう。

猫は短期決戦型。そんなに長く遊ぶ必要はありません。持久力がないので、10分程度集中して遊んであげればそれで満足してくれるはずです。

我が家では、たいてい朝夕2回、遊びに誘われるので、おもちゃを使って追いかけっこをしています。
10分から15分ほど遊ぶと疲れてゴロンと横になってしまうので、そこで終了します。

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②お腹すいた! ごはんが欲しいとき

多分、どの猫も、ご飯の時間になると鳴いて催促するのではないかと思います。
ご飯タイムの前なので、これはわかりやすいですね。

猫は夕方や明け方の暗い時間帯に活動的になる「薄命薄暮性」の動物です。明け方の活動的になったタイミングで「お腹空いたー」と、起こしにくる猫もいます。

うちの猫の場合、ご飯の要求のときはひときわ激しく鳴いて、あげるまでそばにくっついて離れないので、ご飯の要求は分かりやすいです。

ご飯の時間以外でも、鳴かれるとついつい、おやつをあげてしまいがちですが、これを繰り返していると「鳴けば食べものをもらえる」と認識し、もらえるまで鳴き続けることにもなってしまうので、気をつけましょうね。

③甘えたい(なでてほしい、膝に乗せてのせてほしい)

「撫でて」「膝の上に乗っけて」など、甘えたいときにも鳴いて訴えてきます。

ご飯もあげて、おもちゃを見せても反応が悪いときなどは、撫でてあげてみてください。鳴きやむことが多いです。

そして、我が家の猫の場合、満足すると「もういい」とばかりにスンとして去っていきます。いかにも猫っぽいです。

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④トイレをきれいにして

猫はとてもきれい好きな動物です。

排泄したあとにニャーと鳴いてお知らせし、「トイレをきれいにして」と催促する猫は多くいます。飼い主さんが普段家にいて、トイレのたびに掃除している家の猫では、トイレをするごとに「したよー」と知らせる猫もいます。我が家の猫は元ノラですが、保護されたときから排泄すると鳴いて知らせていたそうです。

自分の排泄物が残ったトイレでするのを嫌がる猫もいます。

仕事などで昼間は留守にするため掃除ができない家庭でも、朝夕、1日2回はきれいに掃除をしてあげましょう。

猫が鳴くほかの理由

すり寄って鳴いてくるほかに、猫が鳴く理由には次のようなことも考えられます。

・病気やケガでどこかが痛い、不快な場合(おトイレをするときに鳴く場合は排尿痛がある可能性があります)
・新しい場所で不安なときや、なにかに怯えているとき
・認知症の場合

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まとめ

猫がニャーニャー鳴いてくっついてくるときは、一緒に遊びたい、お腹が空いたなど、その時々に理由があります。

忙しくてかまってあげる余裕がないときもあると思います。無視はしないで、「帰ってきてからね」「またあとでね」など声をかけたり、お尻をポンポンしたり、なでたりして、返事をしてあげてくださいね。

また、ひとりで鳴き続けている場合には、病気やケガで体に不調があるのかもしれません。
そんな場合は獣医さんに相談してください。

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