推定7歳の保護猫。
2年経っても抱っこが苦手。抱こうとするとひゅるりと逃げます。
なのに膝の上に乗るのが好きで、この頃は夜もくっついて寝るようになりました。
猫は独立心の高い生き物です。
それなのに、一緒に寝たいのはなぜなのでしょう(それも抱っこされるのは嫌なのに!)?
その理由を紹介します。
理由その① 暖かいから
猫は寒いのが苦手で、暖かい場所が大好きです。
気温が下がる夜は飼い主さんの体温のぬくもりが心地よいのです。
寒い季節はなおさらです。

ちなみにうちの愛猫の場合、寒い季節だけベッドで一緒に寝て、
暑い時期は自分のベッドで寝ています。
理由その② 安全で安心感があるから

猫が飼い主と一緒に寝たがる大きな理由は、「安心だから」です。
猫はとても警戒心の強い動物です。
特に寝ているときは、いつ敵に襲われるか分からない不安な状況です。
でも、飼い主さんのそばにいれば安全だと思っているのです。
「何かあれば飼い主さんが自分を守ってくれる」と信頼してくれている証拠ですね。
理由その③ 心地よい場所だから
ベッドは、飼い主さんの匂いが濃厚に集中している場所です。
いつも親しんでいる匂いのこもったベッドは、猫に安らぎと安心感を与えてくれます。
夜に限らず、昼間でも飼い主さんのベッドで過ごしている猫が多いのではないでしょうか。
理由その④ 愛情表現と仲間意識

猫が飼い主さんと一緒に寝たがるのは、安心できる暖房がわりにされているだけではありません。
独立心が強く、いつも1匹で行動していると思われがちな猫ですが、一般的に仲の良い猫同士はそばにいたり、一緒にくっついて寝たりしています。
猫が飼い主さんと一緒に寝たがるのは、あなたのそばにいたいという絆や愛情の現れでもあるのです。

確かに、仲良しの猫たちはくっついて丸まって寝ているわね
理由その⑤ 縄張り意識
猫は縄張り意識が強い動物です。
部屋中のものに頭や顔をこすりつけている様子をよく見かけますよね?
これは自分のフェロモンをくっつけて縄張りをアピールしているのです。
飼い主さんのことも、ベッドのことも、「私のもの、僕のもの」と主張しているのかもしれません。


猫と一緒に寝ても平気?
自分が猫アレルギーではなく、猫も健康な状態であれば、特に問題はないそうです。
ただし、猫は夜中に遊びだしたり、お腹が空くと騒ぎだしたり、早朝(朝5時とか)にミャーミャー鳴いて起こしたりします(起きるまで鳴きやみません)。
このため、睡眠不足で悩まれている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
私も猫を保護した当初は、「このままでは睡眠債務半端ない……」と不安になりました。
でも、今はこちらの生活スタイルに馴染んできたのか、夜中に大騒ぎすることはなくなりました。
朝も5時半くらいまでは大人しくしてくれます。
それでも朝早いので、これまでになく、なるべく早寝をするようになりました。
早寝早起きの良い習慣がついて、メリットになっています。