猫にもフィラリア予防は必要なの?

犬の場合、今はほとんどのご家庭でフィラリア予防をしていると思います。
最近は暑い時期が長くなり、蚊が飛び回る期間も長くなりました。
住んでいる地域にもよりますが、4月から10月くらいまで予防が必要になっています。
経費もなかなかかさみますよね(-_-;)

一方、猫のフィラリアに関しては「それほど気にしなくていい」⇒フィラリア予防は「しなくていい」と言われてきました。
その理由は、基本、フィラリアは犬の体に住み着く寄生虫なので、猫の体の中では成長しにくく、たとえ寄生されても無症状のまま終わることが多いからです。

しかし、この頃は猫にもフィラリア予防をした方がいいという話をよく聞くようになりました。
なぜなら、猫のフィラリア症の危険なリスクも分かってきたからです。

そのリスクとは? フィラリア予防は本当にするべきなの?
私も愛猫のフィラリア予防について迷っているので調べてみました。

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猫にもフィラリア症のリスク

猫のフィラリアを気にする方は、それほどいないように感じます。
前述したとおり、フィラアリアは基本、犬に住み着く寄生虫なので、猫の体で生きるのは難しいからです。
特に家の中だけで過ごし、外に出さない猫ちゃんの場合は蚊に刺される確率が低くなるので、なおさらフィラリア予防をする必要はないように思いますよね。
私の知り合いの、猫歴30年、猫の保護活動もされている猫ラバーの方も、「どの猫にも一度もフィラリア予防をしたことがないけど大丈夫よ」と言っています。

しかし、最近はフィラリア症にかかった場合の最悪のケースも考えて、フィラリア予防を勧める獣医さんも多くなりました。

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突然死することも

その最悪のパターンとは、突然死です。

猫のフィラリアは多くが肺動脈内に寄生し成長します。
初期の症状は咳など軽いものですが、怖いのは急な呼吸困難を起こして、突然、死んでしまうことがあるのです。

また、猫のフィラリアは抗体検査でも検出できないため診断が難しく、確実な治療法がないことも、獣医さんが猫にもフィラリア予防を勧める理由のようです。

安心して過ごしたいなら予防しよう

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猫がフィラリアに感染する割合は約10%だそうで、そのうちの40%は室内飼いの猫だという報告があります。

この数字を多いと思うか、少ないと考えるかは飼い主さん次第です。
ただ、外には出さず、完全に家の中で過ごしている猫であってもフィラリアに感染し、突然死するリスクがあるということです。

ただし、予防すればフィラリアは防げます。

大事な愛猫が突然倒れて死んじゃうなんて、考えただけで恐ろしいですよね。
特に蚊が多く発生する季節は、いつの間にか家の中に蚊がいることはめずらしくありません。
室内飼いの猫であってもフィラリア予防をしてあげることをおすすめします。

猫のフィラリア予防には、主に滴下薬が使われています。
通販などでフィラリア予防薬を購入することもできますが、フィラリア予防を始める前にはフィラリア検査が必要です。
まずは、は掛かりつけの獣医さんで相談してみてください。

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