これまで犬としか暮らしたことのない私にとって、猫のトイレは謎だらけ。
どんなタイプのものがよくて、砂はどの種類がいいのか、などなど。
とりあえずおトイレは里親の会で使っていたものと同じものを使用し、砂も預かり開始時に頂いた鉱物タイプを使うことからスタート。
しかし、鉱物タイプの砂はすぐに粉のようになって粉塵が舞うのが気になります。
そこでヒノキタイプに変えてみたら、踏み心地かニオイが嫌だったのか、トイレで用を足さなくなりました。小も大もお風呂場でしてくれていたので助かりましたが(えらい!)。
その後、再び、鉱物タイプの砂を買って上にかぶせたら、トイレでするようになりました。
今は鉱物とヒノキより粒が小さいオカラのものを8:2くらいにして使っています。
小柄な猫なので、多分、粒が大きいものは踏み心地が悪くていやなのだと思います。
砂はどれくらい入れるのがいい?
そして、猫のおトイレについてよくわからなかったのが、砂の量です。
これ、猫を飼っている人に聞いても、たくさん入れる人もいるし、うっすーく敷く人もいるし、適量がよくわかりませんでした。
ネットで調べてみると、多くが通常のトイレでは5㎝くらい、システムトイレでは2~3㎝を推奨していますが、砂が少ないとトイレの底がオシッコで濡れてしまうし、砂をかきにくいのではないかと、私は多めに入れていました。
しかし、これは間違いだったようで、砂の量が多すぎるのは猫にとっては使いづらいとのこと。
その理由は、猫砂が深いと、特に老猫や足が悪い猫などは踏ん張りにくくなり、また、大きい猫や太った猫は足が埋もれてしまうというのです。
確かに砂が深いと安定が悪くなりそうです。
特にヒノキなどの粒が大きいタイプでは、猫の小さな足がググっと埋もれてしまいそうですね。
砂はできるだけきれいにする。でもおトイレは?
猫はとても清潔好きです。オシッコやウンチをしたら、できればその都度、取り除いて砂をきれいにしてあげるのがベストです。
猫は、清潔なトイレか、オシッコやウンチが残ったトイレかのどちらかを選べるとしたら、清潔なトイレを選ぶことが証明されているそうです。
となると、おトイレもできるだけ洗って清潔に保ったほうがいいと思いますよね。
しょっちゅう洗剤で洗い、その後は次亜塩素酸水などでしっかり消毒するとかやりがちです(私はやっていました)。
猫がトイレ以外の場所でオシッコをしたときは、またそこにしてしまわないように、徹底的にニオイを除去することが鉄則です。
でも、猫にとって自分の縄張りを示すニオイがあるのは大事なこと。
トイレのニオイまで神経質に取り除く必要はないとのことです。
排泄物をした砂は小まめにお掃除し、おトイレ自体は1カ月に1回位、お湯で洗う程度でいいそうです。
まとめ
家の中で暮らす猫にとって、おトイレ事情はとても重要です。
飼い主目線ではなく、愛猫にとってできるだけ心地よく、安心できる場所にしてあげたいですね。
砂はできるだけすぐに排泄物を取り除いて清潔に、でもおトイレそうじはほどほどに。
洗いすぎて猫のニオイをすべて取り除かないほうがいいようですね。
参考:「ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼いかた」ジャクソン・ギャラクシー(株エクスナレッジ)